いずれはワールドクラスのCBに? リヴァプール新加入DFが見せたポテンシャル

ライプツィヒ時代からその能力は高く評価されていたコナテ photo/Getty Images

新天地デビュー果たした22歳

イングランドの名門へのステップアップをキッカケとして、若きセンターバックはワールドクラスとなっていくのだろうか。今夏リヴァプールに加入した若手DFに大化けの予感だ。

その選手とはRBライプツィヒからやってきたU-21フランス代表DFイブラヒマ・コナテ(22)。かねてよりその能力の高さは各方面から評価されていたが、同選手は新天地デビュー戦で改めてスケールの大きさを感じさせるプレイを披露している。

現地時間20日に行われたテストマッチのシュトゥットガルト戦にて、リヴァプールでのデビューを果たしたコナテ。試合結果は1-1のドローに終わったものの、コナテ個人のパフォーマンスには大きな可能性を感じることができた。

なかでも光っていたのはそのスピード。敏捷性を活かした同選手のアグレッシブな守備に対して、SNS上では「なんて速さだ」、「彼はあれだけサイズがあるのにこんなスピードがあるのか」といった声も上がっていたほどだ。出場時間を通してポテンシャルの高さは認識することができ、そのパフォーマンスは十分及第点に届いていたと言っていい。

その一方では、味方との連係面に不安を感じさせる部分があったとの指摘も。しかし、コナテはこれがデビュー戦だったということを忘れてはいけない。そういった連係面はこれから仕上げていけばいいはずで、今は味方に自分がどんな選手かを理解してもらうことの方を優先すべきだろう。むしろ、この部分を改善したときに、彼はどこまで圧倒的な存在となるのか。そんなワクワク感を漂わせる試合だったと言っていいのではないだろうか。

圧倒的なポテンシャルの高さを見せつけたシュツットガルト戦のコナテ。順調に成長すればいずれワールドクラスとなれる逸材のはずだが、はたしてリヴァプールで若きDFはどこまでビッグな存在となることができるか。怪我なくプレイし続けられることを祈るばかりだ。

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