スペイン“2番手GK”は休んでいられない 来年のW杯へ目指す大逆襲

今後の動きが注目されるデ・ヘア photo/Getty Images

クラブで評価を取り戻すしかない

もう一度世界トップレベルのGKとの評価を取り戻せるだろうか。

英『The Sun』によると、マンチェスター・ユナイテッドGKダビド・デ・ヘアはバカンスを早めに切り上げて新シーズンへ備えているという。

デ・ヘアは今夏EURO2020を戦ったスペイン代表メンバーにも選ばれていたが、スペイン代表の守護神は東京五輪にも参戦しているウナイ・シモンが任されていた。デ・ヘアは代表でも立場が危うくなっており、マンUでも若いディーン・ヘンダーソンが伸びている。優雅に休暇を満喫している状況でないのは確かだ。

デ・ヘアの評価は2018年のワールドカップ・ロシア大会から下降傾向にあり、マンUでも以前ほど絶対的な存在ではなくなっている。ヘンダーソンか、それともデ・ヘアか。サポーターの間でも意見は分かれるだろう。

しかし、まだ衰えるには早すぎる。30歳とGKにしては若く、スペイン代表の方でも来年のワールドカップ・カタール大会で正守護神を取り返す考えを持っているはずだ。そのためにはクラブでの実績が必要で、マンUに留まる場合はトップレベルのパフォーマンスを見せなければならない。

果たしてデ・ヘアは復活できるのか。まだ全盛期を懐かしむには早すぎるだけに、またデ・ヘアらしい驚異の反応速度を見せてほしいところだ。

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