毎年プレミアを沸かす昇格組の奮闘 21-22シーズンはブレントフォードの年となる

昇格組であるブレントフォードに加入したフランク・オニェカ photo/Getty Images

ウルブズやリーズのように勝ち残れるか

21-22シーズンは初のプレミアリーグを戦うことになるブレントフォード。同じ昇格組でもノリッジとワトフォードはプレミアでの在籍期間が長く、そういった意味でもブレントフォードには注目したい。その中でも期待したいのはやはりFWイヴァン・トニーか。昨季はチャンピオンシップで33ゴールを挙げており、チームの昇格に貢献している。いくら下部リーグとはいえ、凄まじい得点数を積み重ねており、21-22シーズンの活躍にも期待がかかる。

そんなブレントフォードだが、既にローンでの復帰も含めると今夏で6名を獲得しており、初のプレミア挑戦は準備万端といった感じか。特に気になる補強はデンマークのミッティランから獲得したMFフランク・オニェカだ。

ナイジェリア代表の23歳は守備的ボランチを主戦場とする選手で昨季はミッティランの主軸としてレギュラーシーズン2位の好成績に貢献している。

オニェカの強みは中盤でプレイするために必要なフィジカルと気を利かせられるポジショニングを兼ね備える点にあり、オールラウンダーなミッドフィルダーといった印象だ。

また、推進力のあるドリブルを武器としており、狭いスペースでも少ないタッチ数でボールを回すことが出来るため、苦にしないようだ。

英『90min』もオニェカの加入はブレントフォードに大きな利益をもたらすと太鼓判を押しており、非常に期待できる選手であることがわかる。

このように中盤に必要不可欠なダイナモを獲得したブレントフォード。前述した得点を量産できるストライカーに豊富なスタミナから広大な中盤をカバーできるボランチと戦えるだけの駒は揃っており、開幕戦となるアーセナル戦は要注目だ。

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