武田英寿の琉球移籍は大きなメリットに 両者が期待する“ネクスト小泉佳穂”

武田は琉球への武者修行となるか photo/Getty Images

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今季は8試合に出場した武田

FC琉球は今季一時首位に立つものの、現在は4位となっており、J1昇格へ向けて後半戦はさらなる勝ち点を積み上げたい。そんな中で浦和レッズの武田英寿がFC琉球へとレンタル移籍するかもしれないという噂が上がっている。

青森山田高校から加入して今季2年目となる武田は、リカルド・ロドリゲス監督から大きく期待されると、開幕戦からメンバー入りを果たす。第7節の鹿島アントラーズ戦で今季初スタメンを飾ると、チームの勝利に貢献。徳島ヴォルティス戦で負傷離脱するも、第17節の名古屋グランパス戦で復帰した。

中断明けには戦力として期待されていた武田だが、琉球への移籍が実現となれば出場機会の増加を優先した移籍と捉えることができる。琉球は昨季まで小泉佳穂が在籍しており、武田にも彼のような選手へ成長することを願っての放出となるだろう。
琉球としても今季ここまでチームを支えた池田廉が負傷してからは攻撃の軸を失い調子を落としている。武田が昨季の小泉のような存在としてチームを支え、負傷明けの池田とともに新たなホットラインをつくることができれば、J1昇格へ向けても大きな補強となる。

本人としてもJ1昇格という明確な目標のあるクラブで攻撃の軸として活躍することができれば、経験と自信を手に入れられる。そして将来は浦和の中心選手となるために琉球への移籍はメリットが大きいといえる。今後の動向にも注目したい。

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