プレミアにおける圧倒的“アジアNo.1” ソン・フンミンの成績は凄すぎる

プレミアでゴールを量産するソン・フンミン photo/Getty Images

スパーズの歴史に名を残す

過去にアジア人選手も数名プレミアリーグにチャレンジしてきたが、韓国代表FWソン・フンミンが間違いなくNo.1だ。

プレミアリーグのタイトルは獲得できていないものの、トッテナムでのパフォーマンスは圧巻だ。プレミアの展開に適応できるだけのスピード、ドリブルテクニック、そして高い決定力とアタッカーに必要な要素を高いレベルで備えており、気付けばトッテナムの攻撃をリードする存在になった。

24日にはクラブとの契約を2025年まで延長したが、サポーターも喜んでいることだろう。数字で見ても、ソン・フンミンはトッテナムのレジェンドと言っていい領域に達しつつあるからだ。

まずプレミアリーグでの得点数だが、ソン・フンミンはここまで197試合で70得点を挙げている。これはプレミアリーグ発足以降ではトッテナム史上4番目の多さだ。

1位ハリー・ケイン(166点)、2位テディ・シェリンガム(97点)、3位ジャーメイン・デフォー&ロビー・キーン(91点)、そしてソン・フンミンと続いており、2025年までトッテナムでプレイすればシェリンガムの数字も追い越せるかもしれない。

さらにプレミアリーグにおける通算アシスト数もクラブ5位だ。1位ダレン・アンダートン(67アシスト)、2位クリスティアン・エリクセン(62アシスト)、3位アーロン・レノン(45アシスト)、4位テディ・シェリンガム(44アシスト)、そしてソン・フンミン(39アシスト)だ。こちらも3位のレノンは確実に超えられるだろう。

トッテナムではエースのハリー・ケインに移籍の噂があり、仮に抜ければソン・フンミンが絶対的なエースとなる。新シーズンもプレッシャーのかかる展開となりそうだが、どこまで数字を伸ばしてくるのか。

今後もプレミアリーグに挑戦するアジア人選手は出てくるはずだが、ソン・フンミンのインパクトを超えるのは難しそうだ。

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