コンパニのようなクラブの象徴となれるか ポルトガル代表DFの挑戦

ディアスはストーンズと共に安定した守備ラインを作れるか photo/Getty Images

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ベテランの貫禄を漂わせているがまだ24歳だ

今夏のプレミア連覇のためにも、攻撃陣にテコ入れをしたいマンチェスター・シティ。現状、交渉は難航しているようだが、ここまでオフェンス陣の補強に集中できているのも、昨季、DFルベン・ディアスを加えたことが大きいだろう。もちろん、既存戦力であったジョン・ストーンズの復調の影響もあるが、ディアスのようなディフェンスリーダーの存在がなければ、ここまでストーンズが活躍できていたかは分からない。

ディアスには21-22シーズンにもディフェンスリーダーとしての活躍を期待したい。EURO2020では惜しくも敗れてしまったものの、昨季の彼のパフォーマンスを見れば、ポルトガル代表での姿を批判することはできないだろう。

指揮官であるジョゼップ・グアルディオラが守備者に要求する組み立てへの参加を完璧にこなしつつ、守備でも弱さを見せない選手はそう多くはない。また、プレイの予測がうまい選手で昨季のパリ・サンジェルマン戦ではボックス内でのシュートブロックが光っていた。また、24歳と若く、伸びしろがある点も素晴らしいと言える。リヴァプールのファン・ダイクと比べられることも多く、現時点では並ぶことは難しいが、近い将来確実に近いところまで行ける逸材であるという声も上がっている。

そんなポルトガル代表に対し、マンCは新たな契約を用意しているようだ。英『Manchester Evening News』によれば現在の給料のほぼ倍額をプレミア王者は提示したようで、クラブからの信頼の高さがうかがえる。現アンデルレヒトで監督を務めるヴァンサン・コンパニは2008年にクラブに加入し、2019年まで最前線で守備陣を引っ張っていたが、ディアスにも同様の活躍を期待したい。

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