マンCがグリーリッシュに正式オファーへ 加入となればデ・ブライネとの共存も……

ヴィラのエースは果たしてどこでプレイするのか photo/Getty Images

2人のチャンスメイカーが並ぶことになる

今夏に大型補強を目指しているマンチェスター・シティだが、ハリー・ケインに関しては情報が錯綜しており、交渉が進展していないことが予想できる。2人目の獲得候補であるジャック・グリーリッシュにはマンCが約110億円で正式オファーをすると英『talk SPORT』が報じており、何か進展があるかも知れない。

であれば、グリーリッシュがマンCに加入した際はどこで起用されるのか。一つは左サイドで使われることになるか。昨季もこのポジションでピッチに立つことが多く、左サイドから中央に流れ、チャンスメイクするのは彼のプレイスタイルだ。それを崩すことなく、組み込むことがベストだが、現状のスカッドを見るに、中央でのプレイも悪くないかも知れない。

本職である左サイドはフィル・フォーデンとラヒーム・スターリングの2人体制だ。グリーリッシュも彼らに割って入れる存在だが、誰かが3番手となる。実力者をベンチに座らせるのは勿体ないだろう。

そうなれば、グリーリッシュのインサイドハーフ起用も検討するのはありだろう。中央はケビン・デ・ブライネ、イルカイ・ギュンドアン、ベルナルド・シウバの3名と少なく、フォーデンが左サイドにポジションを変更した今、グリーリッシュを4人目として加えるのは悪くない判断だ。

また、昨季の偽9番を21-22シーズンも継続するのであれば、グリーリッシュとデ・ブライネの共存も見られてどのような化学変化が起こるのかも見ものだ。

このようにグリーリッシュが加入すれば、中盤が強化され、攻撃の選択肢が増えるマンC。交渉の難航は予想できるが、今夏の移籍市場でどこまで新戦力を獲得できるかが、カギとなりそうだ。

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