イグアインもいるのに無情の最下位…… MLSでベッカム氏のチームは大苦戦

イグアインも奮闘しているが……photo/Getty Images

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船出は厳しいものに

近年大きな盛り上がりを見せるアメリカのMLS。そこに参戦したのが、元イングランド代表MFデイビッド・ベッカム氏だ。

現役時代にMLSでプレイしたベッカム氏は2018年に創設されたインテル・マイアミの共同オーナーを務めており、MLSの新興チームとして大きな注目を集めている。

ところが、その船出は厳しい。インテル・マイアミはイースタン・カンファレンスに所属しているのだが、そこで今季は2勝3分8敗と最下位に沈んでいるのだ。
チームにはユヴェントスなどで活躍したフランス人MFブレーズ・マテュイディ、さらにアルゼンチン人FWゴンサロ・イグアインの2大スターが所属しているのだが、なかなか結果に繋がらない。

他にも長くプレミアリーグでプレイしたDFライアン・ショウクロス、アーセナルでプレイしたDFキーラン・ギブスなどプレミアリーグファンなら名前を知っているであろう選手も所属しているのだが、ここまでは期待はずれだ。

またチームを指揮しているのがエヴァートンなどで活躍したフィル・ネビルというところも特長的で、元マンチェスター・ユナイテッドDFで辛口解説者ガリー・ネビルの弟としても有名な人物だ。

ガリー・ネビルもバレンシアで指揮を執って大失敗した経験を持っているが、弟のフィル・ネビルもアメリカで大苦戦中と不気味な展開だ。

最近ではナポリFWドリース・メルテンス 獲得に興味を示していると報じられるなど、インテル・マイアミの動きは活発だ。今後もそうした派手な動きを見せていくのだろうが、話題性に比べて成績は苦いものとなっている。

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