アーセナル復権のキーマンに? 中堅クラブから来た期待のセンターバック

今夏アーセナルが確保したホワイト photo/Getty Images

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アルテタも大きな期待を寄せる男

2020-21シーズンはプレミアリーグをまさかの8位のフィニッシュすることとなったアーセナル。イングランドでは名門の一つに数えられる同クラブだが、このまま現在の状態が続くとなると“ビッグ6”の看板を下ろさざるを得なくなる日もそう遠くはないか。いずれにせよ、2021-22シーズンは彼らが強豪と呼ばれ続けるために重要なシーズンとなることは間違いない。

そんな“勝負の時期”を迎えているアーセナルのなかで、新たなキーマンとなるのは中堅クラブからやってきた男かもしれない。その男とは、イングランド代表DFベン・ホワイトだ。

昨季は例年より比較的安定した守備を見せたアーセナルだが、チーム失点数はそれでも「39」。リーグで3番目に少ないとはいえ、攻撃陣に物足りなさが残るなか優勝を目指すのであれば、もう少し失点は減らしたかったところ。それを目指すにあたって、リーグ内でも評判の高いCBだったホワイトは重要な役割を担うこととなるだろう。昨季限りでDFダビド・ルイスも抜けたとあって、頼りになる存在なのは間違いない。そんなホワイトには、ミケル・アルテタ監督も次のように大きな期待を寄せている。
「ベンは我々にとって最大のターゲットだったんだ。彼とサインを交わすことができたのは素晴らしいね。彼は最近、ブライトンとリーズの非常に優れた2クラブで指導を受けた。いずれのチームの監督もとても優れた人物だったから、戦術理解に関しては物凄く安心感があるね。ボールの扱いにも長けているし、そのプレイからは高いインテリジェンスも感じることができる。そのスタイルは我々のサッカーにピッタリだと思う。まだ若い選手だけど、ベンは我々の長期プロジェクトの中心となることを楽しみにしているよ」(英『Daily Mirror』より)

アーセナル期待の新戦力であるホワイト。はたして、この新加入DFはどこまでアルテタ・ガナーズの力となることができるのか。中堅クラブからやってきたCBには注目だ。

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