順位は低迷も失点は20試合でわずか”18” G大阪を支える守護神が後半戦のキーとなる

堅守のG大阪を支える東口(写真は柏戦) photo/Getty Images

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札幌戦を無失点に抑えて勝利に導く

ガンバ大阪は敵地で北海道コンサドーレ札幌と対戦。2ゴールを奪って勝利し、13位まで順位を上げた。G大阪が後半戦を巻き返すためには、この試合でも好セーブを見せた東口順昭の活躍が欠かせない。

試合は序盤から札幌に攻め込まれる展開が続くも、東口の安定したプレイで危機を脱する。5分にはジェイの強烈なシュートをセーブすると、12分にもフリーでヘディングした荒野拓馬のシュートをキャッチするなど、札幌攻撃陣に東口が立ちはだかった。

G大阪は今季、新型コロナウイルスの感染による活動一時休止や監督交代などもあり、厳しいシーズンを送っている。AFCチャンピオンズリーグも予選敗退となったものの、再開後は連勝を飾るなど、J2降格圏まで下がっていた順位も上がってきている。

そこで大きな活躍を見せるのが東口だ。卓越した判断力と反射神経でファインセーブを連発。その成績はチームにも大きく影響しており、失点数は「18」。試合数が同じで2位の横浜F・マリノス(16失点)と2点しか変わらない。堅守の中心となっているのが東口の存在だ。

彼がゴールマウスに立つことでDFは落ち着いてプレイすることができ、好セーブによる活躍でDF陣はさらにモチベーションも上がることだろう。順位は13位ながらリーグで5番目に少ない失点数を誇るG大阪。最後尾を支える守護神の活躍が、後半戦を戦うチームにおいて大きな力となる。

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