さすがのマンCもスター両取りは厳しい? 財政問題を解決する2名の放出候補

手放して新戦力を獲得するのか、既存戦力で戦うか photo/Getty Images

放出するには勿体ない選手だが

アストン・ヴィラのジャック・グリーリッシュとの交渉が合意という形で終わりそうなマンチェスター・シティ。どうやら約150億円の移籍金を支払いイングランド屈指のチャンスメイカーを獲得するようだ。

次のターゲットになっているのは、シーズン終了後から噂となっているハリー・ケインだ。彼に関してはトッテナムの会長であるダニエル・レヴィがケインの売却を拒んでおり、難しいかと思われたが、ここにきて移籍の可能性が出てきた。

英『Manchester Evening News』でも獲得の可能性はあると報じている。しかし、彼を獲得するには現状の財政上厳しく、またFFP(ファイナンシャル・フェアプレイ)の問題もありチームの中心選手を売却する必要がある。そこで名前が挙がっているのがFWガブリエウ・ジェズスとMFベルナルド・シウバだ。

どちらも非常に有望な選手であり、ジェズスに関してはセルヒオ・アグエロが抜けた今、ストライカーのファーストチョイスとして今後が期待されているプレイヤーだ。しかし、昨季ビッグイヤー獲得を逃したことで、点の取れるワールドクラスのストライカーを求めているクラブからすればブラジル代表FWの放出は避けられないか。

シウバのほうは、シーズン終了後に移籍希望を出したともいわれており、放出の可能性としてはジェズスより彼のほうが高い。候補としてはスペインのバルセロナ、アトレティコ・マドリードと言われており、ハードワークのできるチャンスメイカーとして、どのクラブも欲しい人材だ。確かに、マンCでは重要な一戦でスタメンに抜擢されるも、後半途中でベンチに下がることが多く、そういった点が不満なのかも知れない。

合意はまだ遠いが、戦力アップの可能性が高いマンC。ストライカー問題に関しては昨季、シーズンを通して指摘されており、21-22シーズンはどうなるか。

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