最も“過小評価”されているFWの1人 イブラには負けられないハイタワーFW

クラブと代表の両方で結果を出してきたジルー photo/Getty Images

W杯優勝戦士なのに……

現代で最も過小評価されているストライカーと言われれば、誰を想像するだろうか。

1番かは分からないが、フランス代表FWオリヴィエ・ジルーはその候補者に挙げられるだろう。

ジルーはフランス代表の主力として2018年のワールドカップ・ロシア大会制覇に大きく貢献したが、同世代には何でもこなせる器用なFWカリム・ベンゼマがいる。

ベンゼマは長期間代表を離れていたが、その間もベンゼマの方がジルーより上との意見は多かった。ワールドカップ優勝戦士にも関わらず、常にベンゼマに次ぐ2番手と考えられていたのは不運だ。

クラブの方でもアーセナル、チェルシーで結果を残してきたが、どこか適切な評価を得ていないところがあった。

それは今夏に移籍したミランでも同じかもしれない。チームには大先輩ズラタン・イブラヒモビッチが君臨しており、どうしてもイブラヒモビッチが注目を集めてしまう。

しかしジルーがミランにとって貴重な戦力になるのは確かで、正当な評価を受けるべき選手だ。

果たしてセリエAでジルーは主役となれるのか。是非ともイブラヒモビッチにも負けぬ得点数を稼ぎ出してほしいところだ。

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