東京で“43個目”のタイトルに王手 筋書き通りなアウベス劇場

オーバーエイジで参加しているダニエウ・アウベス photo/Getty Images

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どこまでもタイトルに愛される男

やはりタイトルを呼び込む特別な力があるのだろうか。日本が東京五輪・準決勝でスペイン代表と激戦を繰り広げる中、もう一方ではブラジル代表がPK戦の末にメキシコ代表を撃破して決勝進出を決めた。

ブラジルといえば、オーバーエイジ枠でDFダニエウ・アウベスを招集していることでも話題を呼んでいたが、ここまでは期待通りだろう。

アウベスはこれまで42のタイトルを獲得してきたタイトルコレクターだが、東京の地で43個目のタイトルに王手をかけたことになる。
ブラジルのチーム構成は日本と似たところがあり、オーバーエイジ枠をアウベス、DFジエゴ・カルロス、GKサントスと守備陣に使用しており、前線を若い選手に任せている。

グループステージではドイツ、サウジアラビア相手に失点したものの、決勝トーナメントに入ってからはエジプト、メキシコを無失点に抑えるなど守備陣は機能している。

前線の方もリシャルリソン、マテウス・クーニャら欧州で活躍する選手たちが結果を出しており、スペインにも負けない完成度だ。

果たしてアウベスは狙い通り43個目のタイトルを手にしてしまうのか。ブラジルは2012年のロンドン五輪から3大会続けての五輪ファイナル進出となり、このカテゴリーで圧巻の強さを見せている。

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