センターバックが足りないレスター 彼らを救うのはアメリカ代表の新星か

ロジャーズが狙うアメリカの新星とは photo/Getty Images

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コミュニティー・シールドではプレミア王者相手に勝利

既に3選手を加え、今夏の移籍市場では成功を収めているレスター・シティ。昨季最後の最後で逃してしまったCL出場権を獲得するためにも、21-22シーズンには大きな期待が寄せられている。

しかし、守備陣の核となるウェズレイ・フォファナが先日行われたプレシーズンマッチで負傷してしまった。正確な離脱時期は報道されていないが、骨折しており、早期復帰は難しいか。そこでレスターとしては新たなるセンターバックの獲得に動くようだ。

英『Leicestershire Live』によればバイエルン・ミュンヘンのDFクリス・リチャーズの獲得を狙っているようだ。アメリカ代表のリチャーズは昨季ホッフェンハイムにローン移籍しており、現在はバイエルンに戻ってきている。

21歳のリチャーズは188cmと大きな体格の持ち主で、センターバックや右サイドバックも担当することができる。彼の一番の武器はそのスピードを生かした対人性能となっており、ボール奪取に長けている。

ボールを持った際には積極的に組み立てに参加しており、縦パスにフィードと現代のセンターバックに求められるスキルを高いレベルで保持している。更に推進力のあるドリブルを持っており、運びつつ後方から出し手となれる選手だ。

移籍金については約13億円と言われている。以前まで獲得を狙っていたバーンリーのジェイムズ・タルコフスキーやサウサンプトンのヤニク・ヴェステルゴーは約20億円以上の移籍金が掛かるとされており、リチャーズであれば安く済ませられる。しかし、彼の経験不足を指摘する声もあり、難しい判断となるか。

だが前述したフォファナが20歳で成功を収めたように、年齢はほぼ関係なく、やってみないと分からない。ここのところ補強はレスターの補強は当たっており、リチャーズがレスターの守備を救うことになるか。

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