久保建英はどこへ行くべきなのか 下位クラブへのレンタルならまた攻撃機会が限られる

昨季の久保はレンタル先で苦戦 photo/Getty Images

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昨季はレンタル移籍を上手く活かせず

東京五輪で3得点を記録し、改めて世界に才能を示したMF久保建英。

次なるステップはこれをクラブの戦いに繋げることだ。新シーズンには古巣マジョルカにレンタル移籍する可能性が高いと言われているが、おそらく昇格組のマジョルカは苦しい戦いを強いられるだろう。

その中で久保が何を見せられるのか。久保は2019-20シーズンにマジョルカで才能をアピールし、昨季はビジャレアルにレンタル移籍。これは久保にとってステップアップのレンタル移籍であり、上位争いに顔を出せるビジャレアルでさらなるブレイクが期待されていた。
ところが、昨季は思うような結果を残せなかった。中堅クラブでのレンタルは失敗したことになり、マジョルカにレンタル移籍する場合は下位クラブから再びやり直すことになる。下位クラブで残留争いを強いられる場合、以前と同じく守備の時間が長くなるはずで、久保が自由にボールを持てる機会は限られる。その中で結果を残していくのはなかなか難しい。

ビジャレアルのような中堅クラブで主力になれないよりはマジョルカで主力として1シーズン過ごせた方がいいとも考えられるが、新シーズンのレンタル移籍は吉と出るだろうか。

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