プレミア復帰となればルカクは活躍できるのか? 昨季の経験値は大きな武器だ

ルカクはプレミア復帰となるのだろうか photo/Getty Images

昨季はセリエAで24度ゴールネットを揺らす

昨季イタリア王者となったインテルでエースとして活躍したロメル・ルカク。連日チェルシーへの移籍が報道されており、加入は決定的かもしれない。チェルシーへ移籍となれば、7年ぶりのチェルシー復帰となるが、ルカクはプレミアリーグで活躍できるのだろうか。

チェルシー時代はあまり活躍することができなかったルカク。エースとして大きな期待を寄せられるも、最後は当時の監督であるアンドレ・ビラス・ボアスとの不仲も伝えられており、あまり良い印象ではなかった。

その後ウェストブロムやエヴァートンではエースとして君臨。マンチェスター・ユナイテッド時代も得点は決めていたものの、上位陣との対戦ではゴールが決められず。プレミアリーグ制覇を目指すマンUでは度々矢面に立たされていた。

ではインテルではどうだったか。2位のミランとの対戦では2試合で得点を決めており、ユヴェントスやナポリなど上位陣からもゴールを記録。UEFAチャンピオンズリーグでは、レアル・マドリードから得点を挙げることはできなかったが、当時よりもエースとしての自覚や経験値も蓄えたルカクならチェルシーでも活躍できるのではないか。

しかし反対する声もある。過去にチェルシーに所属しリヴァプールなどでも活躍したグレン・ジョンソン氏は英紙『Daily Mail』でルカクについて「プレミアリーグが彼に合っているとは思えないよ」とコメント。その理由として「彼は大きくてフィジカルの強い選手ではあるが、プレミアは彼にとって少しプレイスピードが速すぎる」と話している。現在のプレミアは以前よりもスピーディーな展開が多くなっており、ルカクには合わないと見解を述べている。もしチェルシーへ移籍となったら、エース不在の欧州王者の中で得点源として輝く未来は待っているのだろうか。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.299 フリック・バルサ徹底分析

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:コラム

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ