ペップ・シティ“No.1補強”はどれだ 実力、コストの両面で最大のヒットは

マンCの守護神エデルソン photo/Getty Images

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お金をかけるだけが良い補強ではない

ジョゼップ・グアルディオラが指揮官に就任してから、マンチェスター・シティは毎年のように豪華な補強を実現してきた。

今夏もアストン・ヴィラMFジャック・グリーリッシュを1億ポンドもの移籍金で引き抜いており、実にマンCらしい資金力を活かした補強だ。

他にもMFリヤド・マフレズ獲得に6000万ポンド、DFルベン・ディアスに6200万ポンドの資金を投じるなど、驚異的な札束攻勢だ。
では、グアルディオラ政権下のマンCで最高の補強を選ぶならどれになるだろうか。

ディアス、MFロドリらの補強も大きかったが、あらゆる部分を考慮すればGKエデルソン・モラレスがベスト補強なのかもしれない。

感覚が麻痺してくるが、2017年にベンフィカから獲得したエデルソンは移籍金が3470万ポンドとされている。これも安価とまでは言えないが、今夏のグリーリッシュらに比べればお得だ。

エデルソンは間違いなく現世界TOP10には入る実力派GKで、しかも27歳と若い。まだ5、6年はトップパフォーマンスを維持してくれるはずで、そう考えると3470万ポンドは得か。

今夏のグリーリッシュの場合、1億ポンド級のパフォーマンスを見せるのは簡単ではないだろう。戦力としては貴重だが、コストに見合うだけのメリットがあるのかは微妙なところ。

実力、コストの両面でエデルソンの補強は大当たりと言えそうで、グアルディオラ政権の中でも見逃せない見事な補強だった。

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