EUROに五輪にリーガ開幕戦 国際経験を積んだソシエダの若き主将が歩む道

FKでゴールを決めるオヤルサバル photo/Getty Images

開幕戦でフル出場したオヤルサバル

レアル・ソシエダはリーガ・エスパニョーラ開幕戦でバルセロナと対戦。2-4で敗れるものの、終盤に大きな2ゴールを決めてバルサを追い詰めた。3-1から1点差に迫るゴールを決めたのは、ミケル・オヤルサバルだった。

3ゴールを決めてバルサの圧勝ムードかと思われた82分にソシエダが1点を返す。すると3分後にはFKを獲得し、オヤルサバルが蹴ったボールはゴール右隅へと吸い込まれて3-2とした。

余裕だった状況から一気に同点への危機感が芽生えるFKとなったオヤルサバル。彼はオフシーズンではUEFA EURO2020や東京オリンピックにも出場した。オフもないままリーガ開幕を迎え、この試合は欠場も予想されたもののスタメンに名を連ねてフル出場を果たした。

24歳ながらキャプテンも務めるオヤルサバル。今後はチームとスペイン代表でも攻撃をけん引する1人となるだろう。スペインのニュースターは、この試合でソシエダのアカデミーの先輩でもあるアントワーヌ・グリーズマンにも引けを取らないプレイを披露。今後もグリーズマンのような飛躍をしていくことだ。多くの国際大会に出場して経験を積む24歳から、これからも目が離せない。

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