迫る“クロアチア最強世代”の終焉 35歳モドリッチが引っ張る時代の終わり

クロアチア代表を引っ張ってきたモドリッチ photo/Getty Images

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来年のW杯以降は厳しい時間となるか

来年のワールドカップ・カタール大会はクロアチアサッカー界にとって特別なものとなるだろう。

おそらくは来年が黄金世代にとって最後の大舞台となるからだ。

黄金世代を引っ張ってきたのはMFルカ・モドリッチであり、モドリッチは35歳になった今も代表の中心だ。そのテクニックに衰えは見られない。
しかし、年齢的には次のワールドカップが最後の大舞台となる可能性が高い。『90min』によれば、来年のワールドカップを最後にモドリッチは代表を離れる考えを持っているようだ。

EURO2020はベスト16で敗れたが、3年前のワールドカップ・ロシア大会当時と比べるとクロアチア代表の力は落ちているように見えた。

新型コロナウイルスの影響でEURO2020は1年延期となったが、ベテランが主軸のクロアチアにとって1年の延期は痛かっただろう。

ロシア大会準優勝を知るMFイヴァン・ラキティッチ、FWマリオ・マンジュキッチはもういない。

来年のワールドカップを最後にモドリッチが代表を去れば、クロアチアは難しい時期を迎えることになるかもしれない。

それでも実力的にまだ世代交代は出来ない。来年のワールドカップでもクロアチアの主力はモドリッチのままだろう。黄金世代は最後にどんな成績を残すのか。是非とも欧州予選を突破してカタールの地で輝きを放ってほしいところだ。

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