ワールドカップ・カタール大会まで約1年半 古巣復帰なら中島翔哉の復活あるか

中島の復帰となれば日本にとっても大きな戦力を獲得することになる photo/Getty Images

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27歳とまだ終わるには早すぎる

9月から行われるワールドカップ・カタール大会に向けたアジア最終予選。日本代表としては初出場となった1998年大会から連続出場しており、次の大会の出場はマストだ。最終予選は苦戦を強いられることが予想されるが、勝ちながらも本大会で戦える戦力を見極める場となる。

そういった意味では東京五輪で活躍した選手たちがどれだけフル代表に選ばれるかが気になる。指揮官は同じ森保一監督であり、フル代表とU-24代表の融合に期待だ。

それ以外で言えば代表招集はないものの、海外組として成長している選手たちにも目を向けたい。特に以前までは日本の10番を背負った男にも期待したい。現在はポルトに所属しているMF中島翔哉だ。

ポルティモンセでブレイクを果たした中島はカタールのアル・ドゥハイルに移籍し、そのすぐ後に現所属のポルトに加わっている。が、ポルティモンセを離れたあたりから彼のキャリアは伸び悩んでおり、昨季はポルトで4試合の出場にとどまっている。

そんな中島だが『SIC noticias』によればポルティモンセへローンでの復帰の話が進んでいるようだ。ポルトでは監督であるセルジオ・コンセイソンに戦力とカウントされておらず、良いイメージのあるポルティモンセへの復帰は中島としては良い選択肢だろう。そこで二桁得点を記録していた17-18シーズンのようなパフォーマンスを披露出来れば、代表復帰も可能性として考えられる。

代表2列目のポジション争いは熾烈。中島が本職とする左サイドハーフには原口元気、南野拓実、久保建英などさまざまな実力者が起用されてきたが、絶対的なスタメンを確保している選手がいるわけではない。活躍次第では割って入れる余地はあるだろう。更に本大会までは一年以上時間があり、監督にアピールする時間も十分にある。

このようにキャリア復活の兆しが見えてきた中島。彼のドリブルやラストパスは非常に強力で、日本代表としても以前までのパフォーマンスを披露できるのであれば、ぜひ確保したい人材だろう。

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