ケインとホットライン形成も リヨンの司令塔がトッテナムの戦術を変化させる?

アワールはトッテナムへ移籍するのだろうか photo/Getty Images

昨季リーグ戦で30試合7得点のアワール

プレミアリーグ開幕戦でマンチェスター・シティを破ったトッテナム。その勢いは止まらず、ヌーノ・エスピリト・サント監督の古巣・ウォルバーハンプトンにも1-0で勝利して開幕連勝を飾った。

良いスタートダッシュを切ったトッテナムだが、残り1週間を切った移籍市場で、さらなる選手の獲得が行われるかもしれない。候補として挙がっているのが、リヨンのフセム・アワールだ。

トップ下でリヨンの攻撃を司るアワール。視野の広さから正確なパスを供給し、アシストを量産する司令塔は、数年もの間ビッグクラブが注目を集める存在だった。2019-20シーズンのUEFAチャンピオンズリーグでは、ベスト4進出の立役者でもある男がプレミアリーグへの扉を開くかもしれない。

今季はノリッジから帰ってきたオリヴァー・スキップが好調を維持。昨季大きな貢献をしたピエール・エミール・ホイビュルクら守備や運動量豊富なプレイヤーは多いものの、ラストパスが出せる選手は少ない。アワールは献身的に守備を行なうなど、運動量豊富に戦う現代的な司令塔で、トッテナムのプレイ強度にも耐えうるだろう。トッテナムへ加入となれば、新たな選択肢として戦術の幅を広げられる可能性は高い。残留が決定したハリー・ケインとの新たなホットライン形成にも期待がかかる。

英紙『Daily Mail』はトッテナムがすでにアワールと接触を図っていると報道。リヨン側もアワールを売りたいと考えており、2500万ポンドに設定されている移籍金を下げても構わない方針だと伝えている。リヨンの司令塔のプレミア挑戦は実現するのだろうか。

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