怪我が続くベルギー代表MF 避けたいのは“アザールの二の舞”

怪我で戦列から離れているデ・ブライネ photo/Getty Images

負傷が多かった昨シーズン

今夏の移籍市場でジャック・グリーリッシュを獲得したマンチェスター・シティ。既に彼はデビューしており、ノリッジ戦ではいきなりゴールを決めるなど期待通りの活躍を見せている。ボールを持った際のクオリティはもちろんのこと、オフザボールの動きも素晴らしく、長期的な戦力として期待できる。

そんなグリーリッシュと並ぶチームのチャンスメイカーといえば、ベルギー代表MFケビン・デ・ブライネだ。プレミア開幕戦となったトッテナム戦で今季初出場しており短い出場時間であったが、さっそく好機を演出するなど圧倒的なパフォーマンスを披露した。しかし、続くノリッジ戦ではベンチ外となっている。

理由は明かされていなかったが、どうやら怪我の状態が良くないようだ。英『talk SPORT』によればベルギー代表監督であるロベルト・マルティネスが招集外になったデ・ブライネについて、「足首の怪我が完治しておらず、彼のクラブでの活躍を優先した」とコメントしている。どうやらEURO2020のポルトガル戦で負った怪我の状態が良くないようだ。また、週末に予定されているアーセナル戦も欠場するとのことだ。

このように怪我に悩まされているデ・ブライネは、負傷の影響から長期離脱も経験している。現時点でそこまで心配はないと言えるが、度重なる離脱でコンディションを崩し、トップフォームに戻れず悩んでいる選手は多い。同じベルギー代表のエデン・アザールがそうだ。チェルシーではプレミアトップクラスの実力者であったものの、レアル・マドリード移籍後に怪我が多発し、そこから以前のようなパフォーマンスは見せられていない。このような状態に陥ることだけは避けたいところで、デ・ブライネ本人にもグアルディオラ監督にも慎重なコンディション管理が求められる。

昨季のCLでの活躍を見る限り、チームの中心人物であることは間違いなく、ビッグイヤーを狙うには必要不可欠な存在だ。まだシーズン序盤ではあるが、再びピッチに戻れることを期待したい。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.299 フリック・バルサ徹底分析

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:コラム

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ