タイムリミットはあと2年? ペップ政権ビッグイヤー獲得への挑戦

今季は昨季の結果を超えられるか photo/Getty Images

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今季のグループステージは強敵揃いだ

16-17シーズンにジョゼップ・グアルディオラを招聘したマンチェスター・シティ。初年度こそつまずいてしまったが、その後はリーグタイトルを3度獲得している。

昨季はCLファイナルまで進出し、ビッグイヤー獲得まであと一歩のところまで迫っていた。今季はパリ・サンジェルマンと同組となっており、苦しい戦いが予想されるが、ビッグイヤー獲得に期待したい。

順風満帆なペップ・シティだが、どうやら終わりが近づいてきているようだ。英『Manchester Evening News』によればペップは2023年までの契約を満了し、その後休息を取って代表チームの指揮を執りたいと考えているとのこと。プレミア王者としては残念だが、仕方のない話だ。

来季いっぱいでペップがチームを去るのであれば、マンCとしてはチームが熟練したここ2年が最もビッグイヤー獲得に近づける時期となるだろう。もちろん新監督の下でも可能性はあるが、現状のチームの完成度は高く、簡単には超えられるものではない。ペップが以前まで指揮をとっていたバイエルン・ミュンヘンですら、監督交代後は苦労している。特にグアルディオラはサイドバックに多様な役割を持たせたり、偽9番などユニークな戦術を採用することが多く、監督交代は非常に難しいミッションとなるはずだ。

ペップ就任後、移籍市場に大金を投下し、戦力をアップさせ続けてきたマンC。今季もジャック・グリーリッシュを獲得しており、更にクリスティアーノ・ロナウドまで狙っているようだ。CLのような一発勝負では多少の運も絡んでくるが、そろそろビッグイヤー獲得を現実としなければならない。

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