グループ突破のキーとなる”要塞”での結果 CLで”死の組”となったリヴァプール

強豪クラブと同組になった2018-19は優勝を果たした photo/Getty Images

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アトレティコら強豪と同組に

2020-21シーズンのUEFAチャンピオンズリーグのグループステージ抽選が行なわれ、リヴァプールはアトレティコ・マドリード、ポルト、ミランと同組となった。3大会ぶりのチャンピオンを目指すリヴァプールには、強豪クラブ揃いとなったが決勝トーナメント進出へキーとなるのは、どのポイントだろうか。

4クラブとも過去にCL決勝へ進出した経歴を持ち、アトレティコ以外は優勝も経験している。まさに”死の組”となっており、どのクラブともCLでは因縁深い。アトレティコとは連覇を狙った2019-20シーズンに決勝トーナメントで対戦して敗れている。CL連覇を阻まれた相手だ。

ミランとは過去に2度決勝で戦うも、長らくCLでは対戦しておらず。2006-07シーズンの決勝以来の対戦となる。ポルトも近年決勝トーナメントで相対しており、リヴァプールが完勝しているため、相手のモチベーションも高いことだろう。

では難敵そろいのグループで勝ち抜くポイントはどこになるか。キーとなるのは優勝した2018-19シーズンだ。当時はパリ・サンジェルマン、ナポリ、レッドスター・ベオグラードと同組だった。こちらも強敵がひしめくグループであり、現にアウェイでは全敗している。

ただホームのアンフィールドでは3勝を挙げ、3勝3敗の勝ち点9を獲得して2位で決勝トーナメント進出を決めた。欧州リーグがどこも有観客で開幕しており、CLも有観客になる可能性は高い。そうなればサポーターの後押しも大きな”要塞”であるアンフィールドで、3勝を挙げることが決勝トーナメント進出への大きなキーとなるだろう。

過去のCL王者がひしめき合うリヴァプールのグループ。ただここで強豪を倒しておくことは次のステップへのアドバンテージとなる。そのためにまずはホームで勝利することが一番の近道だ。

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