SC相模原加入後即戦力として輝く19歳 元清水の天才レフティの背中を見て日々成長中

SC相模原でブレイクなるか(写真はイメージ) photo/Getty Images

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7月に清水から加入したルーキー

今夏、清水エスパルスからSC相模原へ育成型期限付き移籍を果たしたMF成岡輝瑠。清水ユースから昇格したばかりのルーキーだが、J2の舞台で堂々としたプレイを披露している。

[3-6-1]のシステムを使うSC相模原では、成岡は2ボランチで起用されている。コンビを組む川上竜が潰し役となり運動量豊富に動き回る横で、成岡は後方から攻撃の起点となるパスを供給。アルビレックス新潟戦では先制ゴールを呼び込むスルーパスを出すなど、7月に加入したばかりの19歳が相模原の軸として成長を続けている。

そんな彼の前には、過去に清水でプレイしていた大先輩の藤本淳吾がいる。37歳ながらSC相模原でもトップ下でスタメン出場を続けている彼の存在は成岡にも影響を与えていることだろう。

藤本は筑波大学から清水に加入するとすぐさまレギュラーとして活躍し、新人王にも輝いた。ベテランとなった天才レフティが清水から来た逸材を前のポジションから、さらにレベルアップさせている。新潟戦でも成岡のスルーパスを起点に相手がこぼしたボールを芸術的なシュートでゴールネットを揺らし、チームトップとなる今シーズン4得点目となるゴールを決めた。

中盤のマエストロとして相模原で存在感を示している成岡。視野の広さや高精度なキックを持ち合わせる成岡は、これからも藤本から多くのことを学ぶことだろう。J2最下位に沈む相模原だが、若手とベテランの躍動にこれからも目が離せない。

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