不安定だった最終ラインがこれで変わる? 計4名の守備者を獲得したアーセナル

ディフェンスリーダーとしての活躍が期待されるベン・ホワイト photo/Getty Images

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ノリッジ戦で何か変化が見られれば良いが

移籍市場最終日にボローニャから冨安健洋を獲得したアーセナル。センターバックと右サイドバックが出来る選手で、ガナーズからすれば2つのウィークポイントを補える獲得となった。

これで計6名の補強に成功したアーセナル。最高齢がベン・ホワイトとアーロン・ラムズデールの23歳と非常に若く、マルティン・ウーデゴーとアルベール・サンビ・ロコンガ以外の4名は後方の選手となっておりアーセナルが欲しがっている人材がよくわかる。

実際にここまでの3試合で計9失点しており、攻撃以前に守備が機能していなかった。それでも、冨安の加入で右サイドバックに実力者が加入し、最終ラインは左からキーラン・ティアニー、ガブリエウ・マガリャンイス、ホワイト、冨安と名のある選手が揃った。ここ数年で結果を出しているクラブを見れば分かるが、マンチェスター・シティやリヴァプールが安定しているのは最終ラインが機能しているからであり、今夏の補強を見てもミケル・アルテタ監督は自チームの最終ラインに満足していなかったのだろう。

ビルドアップに関しては不安を残すが、ここ3試合では守護神であるベルント・レノは当たっており、失点を最低限に抑えたと言っていい。セービングに定評のあるGKに加え、最終ラインには実力者が揃い、アルテタとしてもようやく駒が揃ったといったところか。

3連敗とあとがない最下位アルテタ・アーセナルだが、代表ウィーク明けには19位のノリッジとの一戦を控えており、まずは初勝利を目指したい。

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