ドルトムントの若手確保は止まらない 次に狙いを定めた身長190cmの“15歳”とは

ドルトムントは次なる原石の確保を計画しているようだ photo/Getty Images

来夏の獲得を計画か

ブンデスリーガのドルトムントといえば、有名なのは優れた若手育成とそのスカウト能力だ。今もアーリング・ハーランド(21)やジュード・ベリンガム(18)、ジョバンニ・レイナ(18)などといった若手が抜群のパフォーマンスを見せており、昨季は16歳の若さでFWユスファ・ムココもデビュー。近年における同クラブは、まさに“優秀な若手の宝庫”といった表現がピッタリだろう。

加えて、ドルトムントは今夏にもパリ・サンジェルマンからDFスマイラ・クリバリ(17)やMFアブドゥライエ・カマラ(16)といった有望株を確保。ジェイドン・サンチョをマンチェスター・ユナイテッドへと高値で売却した一方では、きちんと未来への投資も行なっている。そんななか、彼らは来夏にも若き才能を確保しにかかるのだろうか。2021年夏のマーケットが閉じたばかりではあるものの、早くも彼らの次なるターゲットが浮上している。

そのターゲットとは、バレンシアのU-17カテゴリに所属するDFヤレク・ゴンショロフスキだ。U-17スペイン代表にも選ばれている同選手は、センターバックやサイドバックでプレイする15歳。スペイン『Super Deporte』によると、ドルトムントは来年彼が16歳を迎えるのを待って、即時バレンシアにアタックをかける見込みだという。まだ10代半ばで身長190cmのサイズを誇るゴンショロフスキ。身体能力も高い選手なようで、ドルトムントもその才能は早めに確保しておきたいようだ。

前線のタレントが多数頭角を現している一方で、守備陣の若き才能も数多く発掘したいドルトムント。クリバリも獲得もそうだが、マッツ・フンメルスが高齢化しつつある現状で若いDFを確保しておくのは悪くない。加えて、ダン・アクセル・ザガドゥやマヌエル・アカンジもこの先何年かで引き抜かれる可能性は十分にある。そういった状況に備えるならば、優秀なティーンエイジャーは可能な限り集めておきたいところだろう。はたして、ドルトムントは来夏ゴンショロフスキを無事確保することができるのか。少し先の話ではあるものの、その動向には注目だ。

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