ドリブルで流れを変える“ジョーカー”へ C大阪へと復帰したW杯戦士

C大阪でのアピールが代表復帰にもつながるだろう photo/Getty Images

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エイバルから加入した乾貴士

レヴィー・クルピ監督を解任し、小菊昭雄新監督の下で連勝するなど好調を維持するセレッソ大阪。その中でリーガ・エスパニョーラのエイバルを退団し、古巣への復帰を果たした乾貴士に大きな注目が集まっている。

乾はルヴァンカップ準々決勝2ndレグのガンバ大阪戦で、67分から復帰後初出場を飾る。試合終盤には持ち味であるドリブルで相手を抜き去るシーンを見せるなど、調子の良さをアピールする。延期分のJ1第19節で北海道コンサドーレ札幌との一戦では、途中出場から勝負を決める大久保嘉人のゴールをアシストするなど状態はかなりよさそうだ。

現在チームでは途中出場からチームの流れを変える“ジョーカー”としての役割を担っている乾。中島元彦や西川潤などサイドでもタレントが揃っているC大阪で、乾がサブに控えていることは非常に心強いだろう。

もちろん切り札としての存在から継続した活躍を見せれば、スタメンも勝ち取ることができるだろう。中島や怪我から復帰となれば清武弘嗣なども途中から起用することができ、小菊監督の選択肢も広がっている。

自身の長所であるドリブルで試合の流れを変えられる乾。彼の加入で下位に沈んでいたC大阪の悪い流れも断ち切ることができるだろうか。

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