パス成功率は驚異の“94%”を記録 好調ベンフィカを支えるペップ仕込みのCB

ベンフィカを支えるオタメンディ photo/Getty Images

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オタメンディが3バックの中央に

ジョルジェ・ジェズス監督2年目のシーズンを迎えるベンフィカ。プリメイラリーガで唯一の4連勝で単独首位に立っている。そんなチームを支えるディフェンスリーダーとなっているのがニコラス・オタメンディだ。

ベンフィカはUEFAチャンピオンズリーグのプレイオフを並行して戦っていた。そのため、ルーカス・ベリッシモやヤン・フェルトンゲンら主力のCB陣と併用しながら戦っていた。その中でオタメンディは、3バックの中央でリーグとCLでチームの最終ラインを支えた。

マンチェスター・シティから加入したオタメンディ。強靭なフィジカルと身体能力を活かした守備力を兼ね備えたDFは、マンCで2度のプレミアリーグ制覇を経験している。また過去にはポルトにも所属し、リーグ3連覇にも貢献している実力者だ。

そんなオタメンディの高い評価は数値にも表れている。特に高いのが守備能力ではなくパス精度で1試合でのパス成功率は驚異の「94%」を記録。これは主力のCB陣の中ではもっとも高く、ロングボールの成功率も「80%」となっており、最終ラインからボールの供給役としての仕事も果たしている。

2年前まではジョゼップ・グアルディオラ監督の指導の下、より高いポゼッションを保ちながらプレミアリーグやCLのトップを狙うクラブでレギュラー争いをしていたオタメンディ。その経験はベンフィカでも大きく貢献していることを数字が証明している(データは『SofaScore』より)。

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