恩師の下で復調の兆し? 不振にあえぐドイツ代表FWの今季やいかに

ドイツ代表で結果を残したサネ photo/Getty Images

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ドイツ代表で2得点を決めたサネ

昨季からバイエルン・ミュンヘンへと加入したレロイ・サネ。2015-16シーズンぶりのブンデスリーガ復帰となったサネだが、初年度は厳しいシーズンを過ごした。

バイエルンの激しいポジション争いの中で32試合に出場するも、先発は18試合のみ。6ゴール9アシストと随所に輝きを見せるものの、6000万ユーロという高額な移籍金に見合った活躍はできていない。

昨季のレヴァークーゼン戦では、キングスレイ・コマンの負傷により前半に途中出場するも、後半にジャマル・ムシアラと交代させられる“インアウト”を経験するなど屈辱を味わった。

そんな中でFIFAワールドカップの欧州予選のドイツ代表に選ばれたサネ。9月に行なわれた全3試合に出場し、2得点1アシストを決めるなど復調の兆しを見せる。積極的なドリブルとスピードで左サイドを制圧。昨季までバイエルンの指揮官だったハンジ・フリック監督のドイツ代表で、今季への大きなアピールを見せた。

今季もバイエルンでの活躍はあまり見られていない。しかし恩師の下でゴールネットを揺らして帰ってきたウインガ―が復活の狼煙をあげるかもしれない。ドイツ紙『kicker』ではジョシュア・キミッヒがサネに対して「熱心にサッカーに打ち込む選手で、彼とのプレイは楽しい。これからもそれを続けていってくれる」と今後の活躍に期待している。サネの復調が楽しみだ。

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