冨安とともに株を上げたアーセナルGK レノとの守護神対決はどうなる?

ノリッジ戦でクリーンシートを達成し、勝利に貢献したラムズデール photo/Getty Images

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ノリッジ戦では良いパフォーマンスを見せた

冨安健洋のアーセナルデビューとなったプレミア第4節のノリッジ戦。無事、1-0での勝利となり、今季リーグ戦初白星を挙げた。ここまでのリーグ3試合と比べても、全選手が見違えるほどのパフォーマンスであり、この調子を維持すれば次節のバーンリーも怖くないか。

この試合で守護神としてピッチに立ったGKアーロン・ラムズデールも冨安と同じく、プレミアの舞台でアーセナルデビューとなり、印象的な活躍を見せた選手だ。シェフィールド・ユナイテッドのGKとして名をあげたラムズデール。アーセナルへの移籍金は36億円と言われている。

少し高額かと思われるこの移籍金だが、ノリッジ戦ではそのポテンシャルの高さを示した。特にビルドアップでの貢献は大きい。ベルント・レノは足元でボールを扱う技術に不安があり、後方からの組み立てに貢献できず、前線にロングボールを蹴ってしまう場合がある。しかし、ラムズデールは落ち着いてパス回しに参加することができ、更に一つ飛ばしたミドルパスを得意としている。アーセナルに対しハイプレスを掛けてくるチームが多い中で、レノとラムズデールの対応の違いは攻守において大きな影響を及ぼすことになる。

ノリッジも前からプレスを掛けていたが、ラムズデールやベン・ホワイトを中心とした後方からのビルドアップは機能しており、この試合でスタメンの座はラムズデールに傾いたと言えそうだ。

しかし、問題となるのは継続性とシュートストップか。レノはセービングの技術に長けており、それは今季の試合で証明している。マンチェスター・シティには5失点での敗退となったが、5セーブを記録しており、レノが居なければより失点が増えていたはずだ。

このようにどちらも長所のあるアーセナルのGK事情。次節はバーンリー戦となっており、ミケル・アルテタ監督はどちらの守護神をチョイスするのか。

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