3戦2発の“横浜FCキラー” 浦和のドリブラーが頭で見せた新境地

横浜FCに先制点を決めた汰木

浦和レッズは横浜FCと対戦し2-0で勝利した。先制点を決めたのは、今季リーグ初得点を決めた汰木康也だ。強烈なヘディングシュートがチームを勝利へ導く1点となった。

リーグ4戦負けなしの浦和は34分、右サイドから小泉佳穂が切り返して左足で正確なクロスを送ると、中央でフリーになっていた汰木が頭で合わせてゴールネットを揺らした。汰木は一歩前に出ると相手DFが前につられたことを確認。後ろに下がる動きを見せて逆を取り、フリーになるとピンポイントのクロスに合わせて先制点をゲットした。

汰木は左サイドからカットインで強烈なシュートを決めるイメージが強い。その印象は横浜FCもあっただろう。今季のYBCルヴァンカップのグループステージで浦和と対戦したときに、そのような形から芸術的な得点を決めてみせた。そんなドリブラーのヘディングは、少し意外だったかもしれない。

これで今季は横浜FC戦で3試合2得点の活躍となった汰木。横浜F・マリノスのアカデミー出身なだけに相手に対しての強い思いもあるだろう。新たな“横浜FCキラー”として輝き、ヘディングでリーグ初ゴールを決めたドリブラーのさらなる進化が楽しみだ。

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