既に2度目のゴール取り消し ゴールハンターとして目覚めつつあるアグエロの正統後継者

成長を続けているフェラン・トーレス photo/Getty Images

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次節はパリ・サンジェルマンと対戦する

今夏の移籍市場ではストライカーをメインターゲットにしていたマンチェスター・シティ。しかし、お目当てであったハリー・ケイン獲得は失敗となり、結局昨シーズンのメンバーにジャック・グリーリッシュを加えるのみとなった。

セルヒオ・アグエロに代わる新たなストライカーを迎えることなく始まったシーズンだが、今のところ得点には困っていないようだ。16日に行われたCLのグループステージ初戦ライプツィヒ戦を迎えたマンC。同組にはドイツの強豪に加え、大型補強に成功したパリ・サンジェルマン、クラブ・ブルージュという組み合わせになった。

ここ数年と比べ曲者の揃ったグループとなったが、初戦は6-3の大勝に。失点は気になるものの、無事勝ち点3を積み上げた。

自慢の攻撃力が光ったマンCだが、気になるのはやはりFWフェラン・トーレスのパフォーマンスか。前述したケインの獲得が失敗したことで、今季はトーレスが9番のファーストチョイスとなっている。

右ウイングとして加入したスペイン代表FWだが、センターフォワードでの起用が増えたことで、裏抜けへの意識が非常に強くなっている。この試合でもオフサイドで取り消されてしまったが、ジョアン・カンセロからのスルーパスに抜け出し、冷静にGKをかわしてゴールネットを揺らしている。スペイン代表でも同じような形からゴールを決めており、トーレスは裏へ抜け出すプレイをモノにしつつかもしれない。

昨季と比較してもゴールに絡む機会が増えているトーレス。ノリッジ戦でもファウルからゴールを取り消されており、これで今季2度目となる。裏を返せばそれだけ危険な選手になったということであり、今季は彼の成長に期待して良さそうだ。

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