各クラブの補強は大当たり? プレミアリーグを沸かせる新参者たち

冨安健洋もアーセナルを沸かせた新加入選手の一人だ photo/Getty Images

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活発な夏となった

既に第4節まで終了しているプレミアリーグ。上位にはマンチェスター・シティやチェルシーのような優勝を争うクラブが早くも勝ち点を積み上げている。

そんな中で注目したいのは新加入組の活躍か。上位勢であればマンチェスター・ユナイテッドがクリスティアーノ・ロナウドを、チェルシーがロメル・ルカクを獲得している。両者ともにワールドクラスのストライカーであり、ルカクに関しては既に3ゴールを挙げている。移籍金は約144億円と言われているが、その金額に見合う大当たりの補強だ。

同じくストライカーであれば、クリスタル・パレスのオドソンヌ・エドゥアールがデビュー戦で2ゴールを挙げ、好調トッテナムを破った。南野拓実と共にザルツブルクで名をあげたファン・ヒチャンも今夏でウルブズへローンで加わっており、さっそく得点を決め勝利に貢献している。

中盤の選手であれば、マンCへ加わったジャック・グリーリッシュは既に主力級の活躍を見せている。国際大会の影響からコンディションが整わない選手が多い中で、グリーリッシュは開幕戦からフル稼働を見せている。ファーストゴールはノリッジ戦で決めており、ケビン・デ・ブライネに次ぐチャンスメイカーとして期待が掛かる。

近年特に重要視されるDFでは、マンUへ移籍したラファエル・ヴァランが注目される存在か。復権の兆しを見せる赤い悪魔だが、どうしても安定感を欠いてしまう試合が散見されており、勝利のメンタリティを持ったヴァランがどのようにチームを支えるのか。アーセナルへ移籍した冨安健洋はデビュー戦から素晴らしいパフォーマンスを披露し、今季初勝利に貢献している。22歳と若い選手だが、早くもミケル・アルテタ監督の信頼を得たか。

他にもエヴァートンのアンドロス・タウンゼントやデマレイ・グレイ、ノリッジのビリー・ギルモアと既に活躍している選手が多く、各クラブフロントの優秀さが見て取れた移籍市場となった。

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