4試合で21得点を決める攻撃力 マンCのストライカーを獲得しなかった判断は正解なのか

爆発的な得点力で勝利を積み上げるマンC photo/Getty Images

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今季の成績次第か

プレミア開幕戦ではトッテナム相手に敗れるも、その後は連勝を続けているマンチェスター・シティ。特にホームでは3連勝中で、計16点を挙げており、爆発的な攻撃力を見せている。ホームの得点記録に関しては昨季も含めるとリーグ最終節のエヴァートン戦でも5得点を奪っており、シーズンを跨げば4試合で21得点と攻撃陣が絶好調だ。

CLグループステージ初戦となったライプツィヒ戦では6ゴールを奪っているが、すべて違う選手がゴールを決めている。このことからどこからでも得点を奪えるということがわかり、特定の選手へ依存しないことがマンCの強さだと言える。実際に今夏の移籍市場でストライカー獲得に動いたが、結局はジャック・グリーリッシュの補強のみとなった。クラブとしては強力なストライカーをチームに招くより、現状の戦術でシーズンを走り抜くことを決めたのだろう。

また、若手のフェラン・トーレスが9番で躍動している。もちろん、獲得を狙っていたハリー・ケインやチェルシーへ移籍したロメル・ルカクと比較すれば劣るのは当然だが、コンバートして時間が浅く21歳という若い年齢を考えれば、十分に将来を期待できる。そもそも、ストライカー獲得となっていれば、トーレスが控えに回り不良債権になっていた可能性は高い。

ストライカーを必要としないほどの攻撃力を持っているマンC。トーレスも順調に成長しており、今季の成績次第ではストライカーの獲得は必要ないのかも知れない。

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