終了間際に試合を決める“ジョーカー” マンUに残った男の生きる道とは

決勝点を決めたリンガード photo/Getty Images

古巣に決勝ゴールのリンガード

マンチェスター・ユナイテッドはプレミアリーグ第5節でウェストハムと対戦。2-1で勝利し、無敗をキープした。チームを勝ち点3に導いたのは、昨季ウェストハムで復活したジェシー・リンガードだ。

1-1で迎えた88分、途中出場のリンガードが左サイドでボールを受けると中央へカットイン。右足を振り抜きゴールネットを揺らした。この得点が決勝点となり、CLで敗れた嫌な流れを払拭することとなった。

昨季はウェストハムでブレイクしたリンガード。ウェストハム残留も囁かれたものの、マンU生き残りへ勝負のシーズンとなった。ジェイドン・サンチョやクリスティアーノ・ロナウドの補強によって攻撃陣のライバルは強力だが、彼がマンUで生き残るには、今節のような活躍が重要となってくる。

昨季リンガードはウェストハムへローン移籍し、豊富な運動量に加えてゴール前での決定力に磨きをかけた。決定力が高く途中出場でもコンスタントに得点を重ねることができれば、存在感を示すことができるだろう。

また、強靭なスタミナを武器に前線からチェイシングを繰り返す選手が後半から出てくるのは、敵からすると非常に厄介な相手となる。現在のマンUでリンガードが生き残る道は、チームを献身的に支えながら、得点を奪うことができる“ジョーカー”としての役割が最適だろう。

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