今季のクリーンシートはJ1歴代最多タイの“18” アジアでも圧倒的な存在感を示すGK

名古屋を支えるランゲラック photo/Getty Images

横浜FM戦でも好セーブを連発

AFCチャンピオンズリーグでは日本勢で唯一準々決勝まで駒を進めた名古屋グランパス。初のアジア制覇に加え、ルヴァンカップと天皇杯も勝ち残っており、3冠の可能性もあり得る。

そんな名古屋で際立っている選手がランゲラックだ。2018年から加入した元オーストラリア代表は、今季もチームの躍進を最後尾から支えている。

ランゲラックは2位の横浜F・マリノスとの上位対決でも存在感を発揮。杉本健勇に決められて1失点を喫する結果となったものの、この試合でのセーブは「8」を数え、攻撃陣に強力なタレントを誇る横浜FMを1失点に抑えて勝利に貢献した。

今季は第2節から9試合連続無失点を記録。また連続無失点記録を823分間に更新するなど、堅守を誇る名古屋において欠かすことのできないGKだ。

また今季はすでに18試合で無失点を記録するなど、最多完封記録に並んでいる名古屋。昨シーズンは17試合のクリーンシートだったが、昨季超えも十分にあり得る成績となっている。

鋭いセービングと反射神経を武器に日本だけでなくアジアでもトップレベルの存在感を残すランゲラックが最後尾にいることは、最終ラインの選手たちも安心してプレイできることだろう。GKの絶対的な信頼感は守備にも大きな安定感をもたらしている。

名古屋はJ1でも3位に付けており、すべてのコンペティションで好成績を上げている。その今季の名古屋を語る上で守護神の存在は非常に大きいものとなっているのだ。

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