暫定ながら降格圏に沈むユーヴェ 攻守両面の不安定さは改善するのか

ディバラら攻撃陣のさらなるゴールに期待したい photo/Getty Images

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アッレグリ新監督を迎えたユヴェントス

昨季10連覇を逃し覇権奪還を目指すユヴェントス。マッシミリアーノ・アッレグリ体制で2年ぶりのリーグタイトルを狙う今季は厳しい船出となっている。

4試合を戦い終えたユヴェントスが得た勝ち点はわずか「2」。2分2敗と一度も勝利することができていない。リーグ制覇どころか降格圏へと沈んでしまっているのだ。ナポリやミランなど強豪との対戦が続く序盤戦となったが、状況は厳しいままだ。

クリスティアーノ・ロナウドがマンチェスター・ユナイテッドへ移籍し、絶対的な得点源を失った。その代償は大きく昨季の成績では、アルバロ・モラタ(11得点)とフェデリコ・キエーザ(9得点)の得点数を足しても29ゴールを奪ったC・ロナウドには及ばず。今季もエンポリに完封負けを喫し、ナポリ戦も追加点が奪えず負けるなどここぞという場面でゴールが奪えるストライカーが不足している。

また4試合すべてで失点しており、守護神のヴォイチェフ・シュチェスニーは昨季までの安定感が失われている。開幕戦のウディネーゼ戦でミスを犯して勝利を逃すなど、攻守両面において不安定さが出ている。

そんな今季の状況をスペイン紙『MARCA』では「60年間で最悪のスタート」と評しており、攻撃陣の得点力不足、守備の不安定ぶりを伝えている。スロースターターで有名なアッレグリ監督だが、ここからチームをどのように上昇気流に乗せるのか。手腕に期待したい。

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