細貝萌の凱旋で群馬をJ2残留に? “前橋2ボランチ”にも期待大

群馬への移籍が決定した細貝 photo/Getty Images

細貝のJ復帰が実現

今夏は酒井宏樹や大迫勇也、武藤嘉紀に加えて乾貴士や長友佑都など、海外で活躍した選手たちのJリーグ復帰が目立った。そんな中でさらに元日本代表MFのJ復帰が決定した。レヴァークーゼンやアウクスブルクに所属した細貝萌だ。

細貝の獲得が決まったのが、ザスパクサツ群馬だ。群馬県出身の細貝が地元凱旋となった。前橋育英高校から浦和レッズに加入し、ドイツやトルコでもプレイ。一度柏レイソルへ移籍するも2019年にタイへと活躍の場を移すと、昨季でバンコク・ユナイテッドを退団していた。

群馬は今季J2で8勝8分14敗の16位と苦戦を強いられている。降格圏の19位と勝ち点はわずか4差と終盤戦に向けて残留争いから抜け出したい状況だ。そんな中で細貝の加入は中盤のさらなる強化へとつながっていく。

細貝が群馬加入となれば、岩上祐三と2ボランチを組むことになるだろう。積極的な攻め上がりも持ち味である岩上だが、細貝が守備で貢献することができれば、岩上もさらに活きてくるだろう。前橋育英出身の細貝と、前橋商業高校出身の岩上の“前橋ボランチ”にも期待したい。

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