ドイツデビューも60分で途中交代 出場時間を増加へ伊藤洋輝の課題は

初スタメンを飾った伊藤 photo/Getty Images

ブンデス初スタメンを飾った

今季ジュビロ磐田からシュトゥットガルトへ加入し、第5節のレヴァークーゼン戦でブンデスリーガ初スタメンとなった伊藤洋輝。3バックの中央に入った伊藤だったが、60分に途中交代となった。

立ち上がりから2失点を食らう苦しい展開となったシュトゥットガルト。相手が退場者を出すも反撃は1点のみとなり、1-3で敗戦した。

初スタメンとなった伊藤は積極的にビルドアップに参加。しかし60分で途中交代となるなど、CBながらデビュー戦は厳しい船出となってしまった。

3バックの中央に入った伊藤だが、なぜ代えられてしまったのだろうか。無難なプレイは目立ったものの、特にプレイ自体が悪いわけではなかった。

彼の代わりに入ったSBのパスカル・シュテンツェルが、ムサ・ディアビなどレヴァークーゼンのスピードのある相手へ対応していたことが答えか。188cmと大柄でフィジカルの強い伊藤だが、縦に速い選手への守備はまだまだ発展途上であり課題といえる。そのため、よりスピードに対応できる選手を投入したのだろう。

ドイツ紙『Kicker』でも指揮官が話しており、「決して伊藤が悪かったわけではなく戦術的な理由で60分で下げた」とコメント。プレイ評価が低いための交代ではないようだ。

ただ試合に出場したことで露呈した課題もあるだろう。日頃のトレーニングから修正していくことで、さらに出場機会を伸ばしていってほしい。

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