12年目でついに“リーガの主役”へ レアルのエースにバロンドール獲得はあるか

ゴールを量産するベンゼマ photo/Getty Images

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ようやくリーガで得点王を狙える

クリスティアーノ・ロナウドが在籍していた頃は脇役に徹しているイメージだったが、ロナウド退団と同時にレアル・マドリードFWカリム・ベンゼマは変わった。

絶対的な点取り屋として最前線に君臨し、今季もリーグ戦6試合をこなして8得点7アシストと大爆発。序盤戦のリーガで主役となっている。

この勢いが終盤まで続くかは分からないが、このままいけばリーガ得点王も見えてくる。そしてその先にバロンドールの可能性もあるのではないか。
少々気の早い話ではあるが、今夏にはリオネル・メッシもリーガ・エスパニョーラを去った。ロナウドとメッシという得点王の二大ライバルがいなくなり、今季はベンゼマにとって個人タイトル獲得へ絶好のチャンスなのだ。

得点王のライバルとしてはアトレティコ・マドリードFWルイス・スアレスらが挙げられそうだが、それほど候補者は多くない。序盤戦の段階ではベンゼマが優位な立場にある。

チームも開幕から負けなしで、十分にリーガのタイトルを狙えるはずだ。ライバルのバルセロナはメッシ退団の影響もあって大苦戦しているため、リーガの優勝争いはアトレティコとレアルがリードすることになるだろう。

問題はチャンピオンズリーグの戦いだが、すべて上手くいけばベンゼマもバロンドール候補に入ってくるかもしれない。レアルに加入して12年、ついにベンゼマは真の主役となっている。

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