新しい顔ぶれはないものの…… 厳しい環境でも戦える日本代表の“強み”

森保監督の思惑は photo/Getty Images

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10月はサウジと豪州と戦う

10月に行なわれるFIFAワールドカップアジア最終予選に挑む日本代表のメンバーが発表された。久保建英や古橋亨梧など怪我でメンバー外となった選手以外は9月とさほど変わらない選考となる。

オマーン戦に敗れるなど、9月は苦しい試合が続いた日本。新しい顔ぶれに期待したいところだが、大胆なメンバー変更は見られず。森保一監督の狙いはどこにあるだろうか。

10月はサウジアラビア、オーストラリアと強豪国との連戦が続く。連勝となればワールドカップ出場へ大きく前進できるが、連敗となれば出場も危ぶまれる状況に陥るだろう。新戦力が馴染むための時間はなく、それよりも連戦に備え経験のあるメンバーを選んだことがうかがえる。

また海外組が多く、国内組でも谷晃生を除く全選手が海外でのプレイ経験がある。サウジアラビアとのアウェイ戦では、精神的にも肉体的にも厳しい状況となるため、経験のある選手たちに期待している。まさかの黒星スタートとなった日本だが、この窮地を打破する選手は現れるのだろうか。

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