万年下位のブライトンがなぜ6位に 決定力不足を感じさせない点取り屋の存在

ここまで4ゴールを挙げチームを引っ張るモペイ photo/Getty Images

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週末にはアーセナルと対戦する

昨季までは下位に沈んでいたものの、今季は好調をキープしているブライトン。プレミアリーグでは第6節まで終了しているが、4勝1分1敗と勝ち越しており、EL圏内となる6位となっている。

そんなシーガルズだが、好調の理由はやはり得点力の向上か。ここまでのチーム得点王であるFWニール・モペイは4ゴールと得点を量産しており、マンチェスター・ユナイテッドに所属しているブルーノ・フェルナンデスらと並びリーグ4位タイの好成績を残している。

フランスでキャリアをスタートさせたモペイは17-18シーズンに当時イングランドの実質2部であるチャンピオンシップのブレントフォードへ移籍すると、その得点能力が爆発。2シーズン目には25ゴールを決める大暴れを見せ、19-20シーズンにブライトンに引き抜かれている。

173cmとセンターフォワードとして大きさは足りないものの、地上戦では正確なパスや動き出しで勝負するモペイ。ブライトンでは主に最前線を任されることが多いが、少し降りてボールを受けるなど上手く顔を出し、器用に攻撃に絡んでいる。1-1のドローとなったクリスタル・パレス戦ではなかなかボールが回ってくることはなかったが、終盤まで集中力を切らさず、後半アディショナルタイムに劇的同点弾を決めている。一つ秀でた能力があるわけではないが、シュート精度、守備の献身性とプレイの幅が広く、万能性を持ったアタッカーだ。

25歳とまだ若く、今後はプレミアを代表するストライカーとなれるか。

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