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2021年度のバロンドールは誰の手に 本命はCL&EURO制覇の“2冠男”か|theWORLD(ザ・ワールド)|世界中のサッカーを楽しもう!

2021年度のバロンドールは誰の手に 本命はCL&EURO制覇の“2冠男”か

2年ぶりのバロンドール、黄金のトロフィーは誰の手に photo/Getty Images

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レースは三つ巴か

現時点で2021年度のバロンドール受賞者を予想するならば、その座に最も近いのは誰か。少し気は早いかもしれないが、昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響によって受賞者なしとなっただけに今からその行方が気になっている人は多いはずだ。10月28日には今年の候補者も発表されるとあって、注目度は上がっている。

そんななか、有力候補として挙がっているのは現時点で3名。その3名とは、今夏バルセロナからパリ・サンジェルマンへと移籍を果たしたアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、チェルシーの中盤で圧倒的な存在感を示すイタリア代表MFジョルジーニョ、バイエルン・ミュンヘンの前線で圧倒的な得点力を披露するポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキだ。

メッシは昨季バルセロナでシーズン38得点を記録し、アルゼンチン代表としてコパ・アメリカ優勝。ジョルジーニョはチェルシーで昨季チャンピオンズリーグを制し、イタリア代表の主力として同国をEURO制覇へ導いている。そして、レヴァンドフスキは昨季ブンデスリーガ新記録となる41得点をマーク。3人とも甲乙つけがたい実績を残しただけに、判断は難しいところだろう。

昨季のCLと今夏開催されたEUROで優勝を果たしたジョルジーニョ photo/Getty Images

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ジョルジーニョの数字では表せぬ貢献度

しかし、それでも有利なのはジョルジーニョか。中盤の選手だけにメッシやレヴァンドフスキほど個人成績は残していない同選手だが、彼はほかの2人が成し得ていないクラブと代表の双方でビッグタイトルを獲得している。それもただチームに在籍していただけでなく、しっかり中心選手として優勝の原動力となったことは大きくプラスに働くだろう。データや結果のみで受賞者を決める得点王などと違って、バロンドールの選出方法は人間の投票によって決まる。印象というのは大事で、そんななか“2冠”というインパクトは絶大なはずだ。

「ジョルジーニョがバロンドール受賞者になることを心から願っているよ。僕は以前から彼のことを素晴らしい選手だと言ってきた。代表にマンチーニが来てから、そのレベルはさらに上がったと思うよ。最高の身体能力こそ持っていないかもしれないが、彼が見せる本当の違いはそのインテリジェンスとメンタリティだ。周りからすれば少しわかりづらいかもしれないけれど、チームに与える影響は計り知れないよ」(伊『Gazzetta dello Sport』より)

イタリア代表のチームメイトであるジョルジョ・キエッリーニも、ジョルジーニョの良さは目に見えづらいとこのように語っている。しかし、その能力の高さは所属するチームのタイトル獲得という形で証明されつつある。はたして、その実績が高く評価され、ジョルジーニョが今年度のバロンドールを受賞することはあるのか。今から11月29日に開催される授賞式が楽しみでならない。

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