マンCが魔の3連戦を勝ち越しで終えるには? 復活が待たれる世界最高峰のチャンスメイカー

まだトップフォームではないデ・ブライネ photo/Getty Images

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まだ体のキレが戻っていないか

序盤戦最大の山場であるチェルシー戦、パリ・サンジェルマン戦、リヴァプール戦のうち2戦を1勝1敗で終えたマンチェスター・シティ。PSG戦での敗戦は残念だが、チェルシー戦ではインテンシティの高いサッカーを展開し、見事欧州王者を破った。

そんなマンCだが、週末にはライバルのリヴァプールとの一戦を控えている。昨季はリヴァプールに怪我人が続出したことで勝ち越しに成功したが、それ以前はユルゲン・クロップの生み出すハイプレスの餌食になることが多く、苦手な相手だ。今季のリヴァプールはプレミアリーグ第6節終了時点で無敗となっており、ここで負けるとなれば優勝争いを一歩リードされてしまう。

このように次節リヴァプール戦は非常に重要となるが、期待したいのはエースMFケビン・デ・ブライネの活躍か。

今季は怪我の影響もあり、出遅れたデ・ブライネ。カラバオ杯のウィコム・ワンダラーズ戦で今季初ゴールを挙げたが、未だにリーグ戦ではネットを揺らすことは出来ておらず、0ゴールだ。また、EURO2020で負った足首の怪我の影響かここまで体が重くキレがない印象。PSG戦でもアタッキングサードで違いを見せてはいたが、トップフォームではないか。

英『Manchester Evening News』でも離脱から復帰後のデ・ブライネは本調子でないと指摘しており、指揮官であるジョゼップ・グアルディオラが求めるパフォーマンスを披露できていないと報じている。実際にデ・ブライネは怪我から復帰後はコンディションを落とすことが多く、試合を通じてトップフォームに上げていく選手だ。昨季も長期の離脱から調子を上げ、見事マンCをプレミア制覇、CL準優勝に導いている。

早くもタイトルを争う大事な一戦を迎えるマンC。エースであるデ・ブライネはここまで本調子ではないが、リヴァプール戦ではチームに勝利を引き寄せる活躍を見せられるのか。

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