イングランド代表の弱点がついに解決へ アーセナルの若き守護神への期待

ラムズデールはイングランド代表でも守護神の座を奪うことはできるか photo/Getty Images

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サウスゲイトはどちらを選ぶのか

EURO2020では準優勝と素晴らしい成績を残したイングランド代表。ガレス・サウスゲイト監督就任以降、好調を維持しており、次のワールドカップ・カタール大会でも注目が集まる。

そんなスリーライオンズだが、カタール大会のヨーロッパ予選に臨む23名を発表した。その中でも気になる存在はアーロン・ラムズデールとジョーダン・ピックフォードの守護神対決だ。

前回のEURO2020ではピックフォードが素晴らしいビッグセーブを連発し、チームをファイナルまで導いている。決勝では敗戦となったが、PK戦で名手ジョルジーニョのシュートを防いで見せるなど、シュートストップでチームに貢献している。しかし、飛び出しの判断や足元でボールを繋ぐ技術などまだまだ不安定な部分が問題視されており、今後のサウスゲイトの起用法に注目だ。

ラムズデールは今夏アーセナルに移籍した選手だが、ガナーズでは既にベルント・レノから守護神の座を奪っており、後方から安定感を生み出している。ラムズデールはピックフォードと違い足元でボールを扱う技術や飛び出しの判断、シュートストップなど現代のGKに必要な要素を高い水準で兼ね備えており、代表でも期待できる選手だ。

このように優秀なGKを揃えるスリーライオンズ。今回は招集外だが、マンチェスター・ユナイテッドのディーン・ヘンダーソンも期待できる選手であり、今後ヘンダーソン、ピックフォード、ラムズデールの3人で正守護神の座を奪い合うことになるか。

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