今季も“タックル数1位”とフル稼働 日本代表に声かからぬサムライ

シャルルロワで活躍続ける森岡 photo/Getty Images

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ベルギーの地で黙々と活躍している

残念ながら森保ジャパンとは縁のない選手になってしまっているが、今季もベルギーで黙々と結果を出しているプレイヤーがいる。

シャルルロワにて絶対的な存在となっているMF森岡亮太だ。

近年はベルギーで活躍する日本人選手が増えているが、その中でも森岡は1、2を争う大ヒットプレイヤーと言っていい。
チームの順位は現時点で12位と振るわないが、ベルギー『Le Soir』は森岡、アルジェリア代表MFアデム・ゾルガン、マルコ・イライマハリトラで構成されるシャルルロワの中盤トライアングルを評価している。

21歳と若いゾルガンは今夏に加わった新戦力だが、すでに7試合に出場。森岡と中盤に並ぶパターンが鉄板となりつつある。

森岡は個人スタッツも見事で、タックル成功数35回はリーグ1位、キーパス数(シュートに直結するパス)は24本でリーグ5位と、攻守両面で抜群の働きだ。

シャルルロワは12位ながら1試合平均シュート数がリーグ3位の16.3本と多く、森岡もこれに大きく貢献している。もう1人キーパス数ランキング2位のFWヨリス・カイェンベ(37本)の存在も効いており、もう少し守備が安定すれば面白いチームとなるか。

森岡には日本代表への待望論もあるが、今のところ声はかかっていない。ベルギーで結果を出し続ける限り待望論は続くだろうが、再びサムライブルーのユニフォームを着る日はくるか(数字はWhoScoredより)。

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