欧州での経験を大一番でも発揮 大迫勇也がゴールラッシュの口火を切る先制点

大迫の先制点から5得点の口火を切る photo/Getty Images

浦和に大勝した神戸の新エース

ヴィッセル神戸は浦和レッズと対戦し5-1と大勝した。この試合で先制点を挙げた大迫勇也が巧みな動き出しからゴールラッシュの口火を切る。

試合は開始8分で動く。右サイドの酒井高徳がボールを持つと、早いタイミングでクロスを供給する。そのボールに走り込んでいた大迫が合わせて神戸の先制点を奪った。

大迫は酒井がボールを受けたタイミングでアレクサンダー・ショルツを追い抜き、岩波拓也の背後を目掛けて動き出していた。そのランニングに対して酒井も浮かせずにピンポイントなクロスボールを送る。大迫と酒井の2人でCB2枚の間を突き破る形で得点を決めた。

ドイツから復帰していまだに得点のなかった大迫が日本復帰後初得点を決めた。清水エスパルス戦と川崎フロンターレ戦では、それぞれ巧みな動き出しからアシストを決めており、得点を奪うのも時間の問題だっただろう。

そんな中で迎えた浦和との上位対決で、前節から見せていたセンターFWとしてのテクニックを見せつけて先制点となる貴重なゴールを決めてみせた。Jリーグ全体でも彼のような技術を持ったFWは多くなく、ドイツで培った技術を神戸で大きく還元しているのだ。

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