ウルグアイ代表にスアレス&カバーニの後継者はいるか 期待したい22歳の台頭

ベンフィカで活躍するヌニェス photo/Getty Images

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ベンフィカで伸びる若手FW

ルイス・スアレスとエディンソン・カバーニ。この2人は長きにわたってウルグアイ代表の前線を支えてきた偉大なストライカーだ。両者は今なお欧州の最前線で活躍しており、前者はアトレティコ・マドリード、そして後者はマンチェスター・ユナイテッドでそれぞれ重要な役割を果たしている。ウルグアイ代表にとっては、今も昔も頼れる存在だ。

しかし、スアレスもカバーニももう34歳。年齢的にはベテランの域に突入しており、年間通してのフル稼働は厳しくなってきている。いくら頼れる存在とはいえ、そろそろ次世代を担う若手ストライカーの台頭が待たれるところだ。できることなら、若い世代に欧州ビッグクラブでプレイするような人材が出てきてほしいところと言える。

そんな世代交代の問題に直面しているウルグアイ代表だが、現在ポルトガルでプレイしている22歳がこの危機を救う存在になるのか。今後のブレイクに期待したいのはベンフィカに所属するFWダルウィン・ヌニェスだ。
2019年夏にCAペニャロールからスペインのUDアルメリアへと移籍し、自身初の欧州挑戦を果たしたヌニェス。同クラブにおいてリーグ戦29試合で6ゴール10アシストを上げる活躍を見せると、彼はわずか1年でポルトガルの強豪・ベンフィカへと引き抜かれた。そして、ヌニェスは新天地となったポルトガルでも勢いそのままに躍動中。昨季は公式戦44試合で14ゴール12アシストを記録すると、今季もここまで開幕からの8試合で6ゴールを奪う活躍を見せている。

187cmのサイズを最大の武器としながらも、あらゆるプレイをそつなくこなし、様々なゴールパターンを持つヌニェス。アルメリア時代には二桁アシストを記録しているあたり、彼は味方を活かす動きも巧みだ。スアレスやカバーニも共にプレイする相方を活かしつつ、自分もフィニッシャーとなれるFWだったが、ヌニェスもその系譜はしっかりと受け継いでいる。キッチリとフィーリングの合う相棒さえ見つけることができれば、彼は将来的にスアレスやカバーニにも匹敵する存在となれるかもしれない。近々のビッグクラブ移籍も噂されるベンフィカのヤングストライカーには、今から注目しておきたいところだ。

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