大ピンチを救ったC大阪の正守護神 浦和の勢いを止めた指先での好セーブ

無失点で勝利したキム photo/Getty Images

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C大阪が決勝へ進出

YBCルヴァンカップの準決勝でセレッソ大阪と浦和レッズが対戦し、2試合合計スコア2-1でC大阪が勝利。4年ぶりとなる決勝進出を導いたのは、チームのルヴァン制覇を知る正守護神のキム・ジンヒョンだった。

1stレグを敵地で1-1で終えたため、無失点であればアウェイゴールで勝ち抜けが決まったC大阪。キムは2ndレグでも好セーブを連発して、浦和攻撃陣を抑えゴールネットを揺らさずに90分を終えた。

圧巻だったのが、後半に訪れた大ピンチを防いだシーンだ。ロングボールに対して後半途中からFWとなった明本考浩の落としたボールにキャスパー・ユンカーが合わせてゴールを狙う。枠内へのシュートに対してキムは、左手の指先で触って弾き出す。ポジションチェンジをしたことで勢いを増した浦和だったが、その勢いも止めたシーンだったと言える。
あのまま失点していたら浦和のペースになっていたかもしれない。しかし得点を許さなかったことで、守備陣も最後まで集中を切らず無失点勝利へとつなげることができたのだろう。

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